EeeBook X205TAとStream 11-d012TUを比較検討してみた

Stream 11-d012TUセカンドPCを検討していてX205TAを検討している方の多くが、Macbook airとStream 11-d012TUあたりを同時に候補として挙げているようだ。Stream 11-d012TUはヒューレットパッカード社によって開発されたセカンドPC用途のモバイルPCだが、果たしてX205TAとの機能面の差はどういった点があるのだろうか?今回は主要となる機能比較を表にしてまとめてみることにした。

製品名 EeeBook X205TA Stream 11-d012TU
画像
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CPU Atom Z3735F Celeron Dual-CoreN2840
クロック 1.33GHz 2.16GHz
コア数 4コア 2コア
記憶容量 SSD64G SSD32G
メモリ 2GB 2GB
駆動時間 11.3 時間 8.25 時間
重量 0.98 kg 1.26 kg
サイズ 286x17.5x193.3 mm 300x21x207 mm
無線LAN IEEE802.11a (54Mbps)
IEEE802.11b (11Mbps)
IEEE802.11g (54Mbps)
IEEE802.11n
IEEE802.11b (11Mbps)
IEEE802.11g (54Mbps)
IEEE802.11n
その他 Webカメラ
microHDMI端子
Bluetooth
USB2.0
Webカメラ
HDMI端子
Bluetooth
USB3.0

CPU性能に関して言えばセカンドPC用途で考えているのであればさほど神経質になるような差ではない。ただStream 11-d012TUは記憶容量が32Gしかないため、セカンドPC用途とはいえ多少心もとない感はある。バッテリーの持ち時間に関しては3時間程度X205TAが上回っているが、一日持ち運ぶ分にはそれほどのデメリットがあるわけではないのだが問題はサイズと重量面だ。たった300グラム程度の差だというのにStream 11-d012TUがこれほどまで重く感じるとは正直思わなかった。たかが300グラム、されど300グラムといったところか。X205TAの軽さを知ってしまうとなおさらに重く感じてしまう。
また気になる人は気になってしまうのが無線LANに「a」が搭載されていない点だ。ウルトラモバイルPCは基本的にUSBの数も少なめに設計されているため、ワイヤレス接続を前提に考えている方も多いだろう。そのなかでBluetooth接続はマウスにスピーカーに大活躍するインターフェースだが、まれに無線LANと混線してしまうことがある。私のBluetoothマウスも混線してマウスがひとりでによくわからない方向へ動いてしまったりした。これはBluetoothの周波数と無線LANの周波数が似ているために混線してしまうことが原因なのだが、「a」はそもそも周波数がちがうため、混線の心配がない。あったほうが嬉しい機能だ。
USB2.0と3.0の転送速度についてもCPU同様にそこまでストレスに感じるほどではない。
私的にはStream 11-d012TUはX205TAにくらべて多少安いことは安いのだが、機能面でいろいろと中途半端な部分が多いように感じてしまう。

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