Eeebook X205TA然りMacbookair然りなのだが、ウルトラモバイルPCを購入する際に気になる人が気になるのがバッテリー交換だ。
基本的にウルトラモバイルPCは省スペース化という意味もあってバッテリーが内蔵されているだけでなく取り外しができないのだが、X205TAについても例外なくバッテリー交換はできない。X205TAはバッテリー駆動時間が11時間を超える2015年度当サイトオススメのPCだが、バッテリーが劣化して駆動時間が少なくなってしまったらと懸念される方も多いはずだ。なので今回はX205TAのバッテリー交換について考えていきたいと思う。
そもそもバッテリー交換が必要かについて考えてみる
長く使いたいという観点で考えたとき、ウルトラモバイルPCのバッテリーが交換できないという点は意外とネックに感じる方がいることは確かだ。だが果たして本当にバッテリーの交換は必要なのだろうか?
こちらの動画を見ていただけたらわかるが、X205TAで使用しているバッテリーは11.1Vのリチウム系3セルのバッテリーだ。この動画のように解体をすればバッテリー交換が出来るといえばできるのだが、このバッテリーの充放電回数は600回程度であれば減ることがないといわれている。また、最近のノートPCは頭が良くて電力管理をしっかりやってくれるため、電源を接続したままの使用でバッテリーが消耗すること言うことは皆無といっていいレベルだ。
この前提条件のもとで、充放電回数600回を達成するためにどの程度の年月がかかるかを想像してみてほしい。毎日毎日充電しては外出先で電池が無くなるまで使用し続けたとしても1年半以上電池が持つことになる。一日4・5時間、しかも365日連続で外出先で使用したとしても3年以上は寿命がくることはない。
人それぞれ考えたかや感じ方はちがうかもしれないが、私としてはMacbookairのような10万円前後するPCならばともかくとして3万円程度で購入できるPCのためにわざわざバッテリーを交換したり1万円以上もするPC充電対応のモバイルバッテリーを持ち運んで寿命を延ばしたりということはしたくない。
このX205TAの価格はMacbook airの3分の1程度。良くも悪くもMacBook Airとはちがって気軽に使用できるところも魅力の一つだと思っているので、その辺は割り切って使ったほうが良いように思う。