「ワイモバイルのスマホプランでiPhoneを使いたい！」
2016年春からワイモバイルでiPhone5sの契約が可能となった。しかもスマホプランSが契約可能なので、毎月2980円でiPhone5sが利用できるのだから驚きだ。
詳細をワイモバイル公式サイトでチェック

iPhone5sをMNPで契約した場合、毎月のコストは2980円（スマホプランS）。その中に含まれている主なサービスは
月額費用は端末料金込み
10分以内300回までの通話無料
データ通信使い放題（2Gまでの高速通信とそれ以降は低速通信）
大手キャリアだと基本料金を安く見せておいて後から高額な端末料金やデータ通信料金がかかり、結局毎月のコストが高くなることが多いが、ワイモバイルなら純粋に毎月2980円(税別）でiPhone5sが利用できるようになるため、毎月のスマホ料金を半分以下にできるかもしれない。
しかしここで問題になってくるのがiPhone5sの性能だ。現在iPhoneの最新機種はiPhone6sなので、iPhone5sは1世代古いモデルということになる。性能にどの程度差があるのかを比べてみることにしよう。

iPhone5sとiPhone6sを比較

「iPhone5sって最新のiPhone6sと比べてどうなの？」
iPhone5sとiPhone6sの性能を表にしてまとめてみると以下の通りになる。注目すべき部分を赤字にしてピックアップしていこうと思う。

	iphone5s	iphone6s
色	シルバー/スペースグレイ	シルバー/スペースグレイ ゴールド/ローズゴールド
容量	16G/32G	16G/64G/128G
本体サイズ	58.6×123.8×7.6ｍｍ	67.1×138.3×7.1mm
重量	112ｇ	143ｇ
SIM形状	nanoSIM	nanoSIM
ディスプレイ	Retinaディスプレイ	3D Touch搭載 Retina HD　ディスプレイ
画面サイズ	4インチ	4.7インチ
解像度	1136×640	1334×750
CPU	A7チップ M7モーションプロセッサ	A9チップ M9モーションプロセッサ
データ通信サービス	４GLTE	４GLTE-Advanced
Bluetooth	4.0	4.2
無線LAN規格	802.11 a/b/g/n	802.11 a/b/g/n/ac
メインカメラ画素数	800万画素	1200万画素
Facetimeカメラ画素数	120万画素	500万画素
4Kビデオ撮影 （3,840 x 2,160）	×	○
HDビデオ撮影	○	○
連続通話時間	３Gで最大10時間	３Gで最大14時間

iPhone5sは3D Touch非搭載
3D Touchとはタッチパネルの押し方の強弱で様々な命令を実行できる機能で、iPhone6s以降で実装されている機能だが、2016年3月段階では3D Touchが無いから困ることはまず無いため、あってもなくてもいい機能だろう。

iPhone5sのCPUはA7チップだけど大丈夫か？
2013年9月に発売されたiPhone5sにはA7チップが搭載されている。このA7チップは世界初の64ビットモバイルプロセッサとしても有名だ。今まであったCPUの設計をすべて白紙に戻して見直し、ゼロから設計しなおしたことで高速化に成功したCPUなので通常のスマホ利用においてちがいは無いといっていいだろう。
また、passmarkというサイトにてiPhoneのグラフィック性能に関する比較結果が出ているので紹介しておこう。

このようにiPhone5sとiPhone6sのグラフィック処理性能はほとんどないので、３Dグラフィックを多く使うアプリの使用感も大差ないといえる。

カメラの画素数に差はあるが…
カメラの画素数については数字的には大きな差がある。しかもiPhone6sでは4K映像の撮影までできる。カメラについてはiPhone5sを選択するうえで妥協しなければならない点だが、普段の撮影に関していえば800万画素でも充分過ぎるきれいさではあるので、ここを妥協できるかどうかは判断のポイントとなるかもしれない。

これはiPhoneに限らずiPadやiPod touchなどにも言えることなのだが、表にして比べてみたらわかる通り、アップルの端末はカメラの性能部分さえ妥協してしまえば1世代くらい前のモノならば充分過ぎるくらいの性能を持っていることが多い。
それにMVNOのスマホプランも相当魅力的になってきた昨今、「ワイモバイルならiPhone5sが利用できる！」という点はMVNO他社には無い大きなメリットといえるだろう。月額費用を抑えてiPhoneを利用したいならオススメのプランだ。
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