楽天モバイルベーシックプランや速度制限時のデータ通信速度200Kbpsで出来ることとは?

「楽天モバイル、200Kbpsで出来ることってなんだろう?」
電話回線やISDN回線のインターネット接続を経験していない方々にとって、200kbpsという接続速度は未知の世界だろう。現在「携帯電話のコストを抑えたい!」ということで、電話かけ放題プランが実装されたMVNOの楽天モバイルが注目を集めている。
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楽天モバイルのスマホプランは通信速度200Kbps固定のベーシックプランと高速通信も可能な3.1G/5G/10Gのプランがあり、MNPでワイモバイルのスマホプランSと比較検討したり、スマホプランSの2年縛りが終わる人たちの多くが代替手段として検討しているプランのひとつだ。
楽天モバイルの通話プランにはすべてインターネットが可能で、ベーシック/3.1G/5G/10Gといった用途に応じたプランが選択できる。ベーシックプランの通信速度は200Kbps、3.1Gプランなどの高速データ通信プランでも速度制限がかかると200Kbpsになる。そこで通信速度200Kbpsで出来ることはどんなことなのかまとめてみた。

 メールの送受信
 文章の送受信であれば問題なく可能だ。また、添付ファイルについても100MBもするような容量の大きな画像であったり音声ファイルであったりでなければストレス無く利用できるだろう。

 LINE/LINE電話
 実はコレも問題なく利用可能だ。文字のやりとりはメールの送受信同様ストレスなく利用できるし、LINE電話などの音声でのやりとりも回線が混雑する時間帯は遅延が生じることもあるが、音声圧縮技術は進化しているため問題なく利用できるレベルと考えていいだろう。

 動画サイトの視聴
 かなり厳しいと言わざるを得ない。高画質での視聴は不可能と考えていいし、画質を最低まで落としても動画によっては再生の中断が頻繁に起こってしまうだろう。動画の視聴についてはCLIPBOXのような動画を端末に保存できるアプリを利用して、高速回線環境であらかじめ動画を保存しておき、インターネット回線無しで視聴したほうがストレスが無いだろう。
 CLIPBOX for iPad(¥360)
 Clipbox for iPhone(無料)
※画質は落ちるがiPhone版をiPadでダウンロードしても利用可能なので、まずは無料のiPhone版をダウンロードすることをお勧めする

 ファイルのダウンロードアップロード
 ファイルサイズによる。回線速度が200Kbpsなので大きなファイルになると時間がかかるだろう。しかしワードエクセル程度のファイルだったり、高画質の写真でも1枚程度のアップロードダウンロードであればそれほどストレスに感じることはないだろう。

 地図の表示
 実用には厳しい。Google mapなどの地図の表示は意外にデータ量を使用するので、読み込みに1分以上かかることもザラだ。スマホで地図を開くシチュエーションを考えたとき、急いでいることがおおいと思うので実用には厳しいだろう。

このようにベーシックプランで実用できるのはLINEや文章のやりとり、そして簡単なファイルのやり取り程度と考えておけばいいだろう。もしこれ以上のことをデータ通信を利用してやりたいのであれば以下の方法をお勧めする。
 データ使用量が読めるなら3.1Gなどの上位プラン
 データ使用量が読めないならU-mobileなどのデータSIMの購入

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