これ、X205TAだけでなくほかのノートPCでもありがちだと思ったんで共有しておきます。Bluetoothマウスをパソコンとペアリングして接続したところ、マウスの反応が微妙に悪くなったり場合によってはほとんど使い物にならないレベルにまでなったことってありませんか?これはほとんどの場合故障ではないです。Bluetoothと無線LANの電波がともに2.4Ghz帯と同じ周波数を利用していて、お互いが電波干渉をして動作が不安定になっていることが原因なのです。最近の無線LANルーターは周波数も変わってきているのであまりこうしたことは起きないのですが、ちょっと古い無線LANルーターだとどのようなパソコンでも起こりうることで、X205TAだけが悪いというわけでもありません。Wifi接続をOFFにしたとたんにBluetoothマウスの反応が急によくなるようでしたら、ほぼ間違いなく電波干渉が原因でしょう。対処法はいくつかあるので載せておきます。
無線LANルーターを少し遠ざける
無線LANルーターを少し遠ざけてみてください。マウスのほうが当然PCよりちかくにあるので、これだけでも改善することがあります。手間もかならないので、まずはこれを試して様子を見てみるといいでしょう。
無線LANルーターのチャンネル変更をしてみる
これは電波干渉が原因なので周波数を変更してしまおうという考え方です。これができればほぼ確実に解決します。チャンネル変更の方法については各メーカーによって異なりますので各無線LANメーカーのホームページや購入した無線LANルーターのマニュアルを参照してみるといいでしょう。
無線規格(a/b/g/n)を切り替える
これ、意外と盲点なんですよね。無線LANには主にa/b/g/nの規格があるんです。大抵の無線LANルーターは複数の規格に対応しています。もしお持ちの無線LANルーターがa(IEEE802.11)に対応しているのであればそちらに接続してみてください。IEEE802.11aはそもそも周波数が5Ghzと異なるため、ほかの家電の干渉を受けにくいという利点を持っています。ただaに対応している無線LANルーターは軒並み1万円超えのものが多く、手が届きにくいのですが>>BUFFALO社で3000円台で購入できるモノが良い無線LANルーターが出ていますので今後の電波干渉を防ぐ意味でもコチラを検討してみてもいいかもしれませんね。