2020年3月31日で「WiMAX」サービスが終了する。これに伴い2018年9月30日をもって新規加入の申込受付が終了となる。大前提として終了となるのは「WiMAX」サービスであって「WiMAX2+」サービスではないので誤認識をしないでおきたいところだ。
では「WiMAX」サービスの中で終了となるプランはどういったものなのだろうか?
2020年3月31日で終了するプランは以下の5プラン
2018年9月3日時点で発表された終了するプランは以下の通りだ。
UQ Flat年間パスポート
1年間の継続利用で月額3696円(税別)でネット使い放題
UQ Flat年間パスポートハート割
「障がい者手帳」「療育手帳」「精神障がい者保健福祉手帳」のいずれかの交付を受けていれば1年間の継続利用で月間3696円(税別)でネット使い放題
UQ Flat
月額4267円(税別)でネット使い放題
UQ Step
月額362円(税別)~4743円(税別)の間で使ったデータ通信量に応じて料金が変動するプラン
UQ 1Day
1日(24時間)572円(税別)でネットが使えるプラン
WiMAX2+の通信速度は「下り最大440Mbps/上り最大10.0Mbps」に対してWiMAXの通信速度は「下り最大13.3Mbps/上り最大15.4Mbps」。一般的なネット利用(動画鑑賞やウェブサイト閲覧など)では「下り速度」が重要となり、WiMAXサービスはWiMAX2+に対して10分の1程度しか下り速度が出ないが、月々の支払額が割安であったり最低利用期間がWiMAX2+と比べて短く設定されていたりと、WiMAX2+とは差別化されたサービスもあることから根強いファンも多く今回サービス終了となってしまうことを残念に思うユーザーも多い。
今「WiMAX」サービスから乗り換えるならMVNOも併せて検討するべし
WiMAXサービスから乗り換えを検討するならWiMAX2+に乗り換えるだけでなくMVNO(仮想移動体通信事業者)、いわゆる「格安SIM」も併せて検討することをオススメする。たとえばU-NEXT社が提供するデータ通信サービスのUmobileのLTE使い放題プランであれば月額2480円でLTE高速通信が使い放題、しかも最低利用期間も無いためいつでも解約が可能なWiMAXサービスの上位互換とも言えるプランといえるだろう。
最近ではMVNOのデータ通信プランも様々なものが出てきているので、月額のコストを押さえつつ通信速度も維持したいということであれば併せて検討してみる価値があるだろう。