スタディサプリとスマイルゼミを比較【小学生・中学生向け人気通信講座】

小中学生向け人気通信講座の「スタディサプリ」と「スマイルゼミ」を比較。
 スタディサプリ小学講座の無料お試し
 スタディサプリ中学講座の無料お試し
 スマイルゼミ(小中共通)の無料資料請求

スタディサプリとスマイルゼミは主に小中学校におけるオンライン学習教材の定番だ。双方とも「無料お試し」「全額返金保証」期間の設定があるため「実質無料」で教材を試すことができる

オンライン学習は通常の通信教育とは若干勝手がちがう。また、授業の進め方もスタディサプリとスマイルゼミでは異なっているので合う合わないもあるだろう。これからオンライン学習を検討している方は「実質無料」の制度をフル活用してどういったものか試してみるといい。しかし実質無料の制度は基本的にどちらも2週間程度なので、何もわからないまま始めたらあっという間に2週間など経過してしまう。

本記事では実質無料期間を有効に活用していただくべくスタディサプリとスマイルゼミ両者の比較はもちろんのこと、カタログだけではなかなかわかりづらい「長期間使用したときの長所と短所」についても解説していこうと思う。

支払額ではスタディサプリがスマイルゼミを圧倒

まず以下がスタディサプリとスマイルゼミの主な機能やサービスの比較表だ(2018年8月26日現在)。コスト面では一見するとスタディサプリがスマイルゼミを圧倒している。スタディサプリの年間費用が小中学生共通で9800円(12か月払いの場合)に対してスタディサプリは小学生でも3倍以上、中学生になると7倍以上かかる。ところがスタディサプリもサービス内容をしっかり把握しておかないと意外に高くついてしまうことがあるので注意が必要だ。

 
スタディサプリ
スマイルゼミ



運営会社 株式会社リクルート
マーケティングパートナーズ
株式会社ジャストシステム
対応学年 小学4年~大学受験 小学1年~中学3年
都道府県別
受験対策

※中学生向け
対応 確認できず
実技4教科対策
※中学生向け
非対応 対応
入会金 無し 専用タブレット代
として9800円
無料体験 有り 無し
※全額返金保証期間の設定あり
月額費用
※税抜
980円
全学年一律料金
小学生 2980円~
※12か月払いの場合
中学生 5980円~
※12か月払いの場合
年間合計費用 小学生~中学生
全学年共通
1か月払い:11760円
12か月払い:
9800円
小学生:
1か月払い:43200円~
12か月払い:35760円~
中学生:
1か月払い:83760円~
12か月払い:71760円~
返金保証 無し 有り
※2週間(2018年8月現在)
>>詳細はコチラ
最低利用期間 1か月
※月々プランの場合
※12か月プランの場合
最低12か月
12か月
※キャンペーン期間内
であれば全額返金保証あり
違約金
(途中退会)
無し
※12か月払いの場合、
支払金額の一部を
差引いて返金
>>詳細はコチラ
有り
※6か月以上12か月未満で6980円
※6か月未満で29820円
使用端末 PC・タブレット・スマホ 専用タブレット
決済方法 クレジットカード
コンビニ決済
キャリア決済
クレジットカード
コンビニ決済
銀行振込
返金保証 無し 有り(全額返金保証)
応用講座   無料受講可能 別料金が必要
英検学習 非対応 対応
漢検学習 非対応 対応

慣れないと意外に高くついてめんどうなスタディサプリだが・・・

スマイルゼミは専用タブレットを使用して授業が進めるため、支払額の範囲内で受講をフルサポート。月額の固定費は高いが支払額は変動しにくいのでコストが読みやすい。また、設定も簡単なので授業そのものに集中することができる。

スタディサプリは自前で整えなければならないものがかなりあるため、ある程度機械に強くないと設定や機械のトラブル時の対応など授業以外の部分で頭を悩ませる可能性がある。また、消耗品の交換時期になると一気にコストがかさむため、固定費は安いが月々の支払額が変動しやすく、思いもよらない出費が出ることも

とはいえそれらを差し引いてもスタディサプリの方がはるかに割安ではあるので、無料お試し期間中にテキストの量がどの程度なのか?機械を用意するのにどの程度お金がかかるのか?など確認しておくといいだろう。

 
スマイルゼミ
スタディサプリ




固定費 割高 割安
変動費 ほぼ無し 発生
通信環境
(目安のコスト)
自身で用意
(月額3000~5000円)
自身で用意
(月額3000~5000円)
プリンター
(目安のコスト)
不要
※専用端末を使用
自身で用意
(約1万円~)
プリンター用紙
(目安のコスト)
不要
※専用端末を使用
自身で用意
(約300円)
プリンターインク
(目安のコスト)
不要
※専用端末を使用
自身で用意
(約5000円)
勉強用端末
(目安のコスト)
不要
※専用端末を使用
自身で用意
(約1万円~)
設定作業 不要
※専用端末を使用
自身で設定

スタディサプリを利用するには事前の準備がかなり必要となる。
・プリンター
(プリンター用紙)
(プリンターインク)
スタディサプリはテキストを自分で印刷して用意しなければならないのでプリンターは必須。また、中長期的にみると用紙やインクの補充が必要となってくる。かなりの量を印刷しなければならないので、プリンターによってはインク交換時期に思わぬ出費となることも。
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・勉強用端末
スタディサプリはPC・スマホ・タブレット、どれでも学習することができる。逆に言うとそれらいずれかを用意しなければならないということだ。最近ではkindleFireなど5000円台でも新品の子供用に機能制限がかけられるタブレット端末が手に入るようになってきたので、こういったものを用意しておくといいだろう。

・各種設定
スマイルゼミだとネット環境に接続さえすればスタート可能だが、スタディサプリの場合はプリンター接続などの各種設定が必要だ。慣れてる方ならそこまで苦になるものではないが、機械が苦手な方だと手間に感じてしまう。また、子供に有害サイトを見せたくないと思っているなら意外にめんどうなのが子供向けセキュリティ設定。スマイルゼミの場合は対策済みだがスタディサプリだとこれも自身で設定する必要がある。

環境がすでに整っていて知識もあるならスタディサプリが手軽で割安

スマイルゼミとスタディサプリ、それぞれの特徴をおおまかに列挙してみたが、通信学習用の環境がすでに整っていてある程度の機械やネットに関する知識があるのであればスタディサプリのほうが圧倒的に手軽かつ割安に質の高い通信学習を導入できる。ただし子供向けのセキュリティ設定には常に注意しておく必要がある。

無料お試し期間中に何を確認するか?を意識して申し込もう

記事の冒頭でもお伝えしたがスマイルゼミ・スタディサプリ両方とも無料お試し期間はそれほど長くはない。講義内容が自分に合っているかどうかはもちろんのこと、コストが自身に見合っているのかの確認や新たな設備投資が必要かどうか、子供向けのセキュリティ設定などの設定がしっかりできるかどうかなど・・・何を確認しておくべきかを事前にしっかりと押さえたうえで申し込むといいだろう。
 スタディサプリ小学講座の無料お試し
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